スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

らくだ工房「幸せのタネ」

シモキタで芝居を見てきた。
こうやって、友達が出てくれているから、小劇場の芝居を見に行くこともできるのだ。
星の数ほどある小劇場公演からどれかを選んで行くなんて、私みたいな無精者にはムリである。
らくだ工房という劇団は全く知らなくて、今回初めて。
友人は客演である。

老人ホームの職員宅を舞台にして、
職員夫妻と、夫の妹、妻の兄で売れないマジシャン等がそれぞれ胸に暗いものを持って出たり入ったりする。
タイトルの「幸せのタネ」は種のことでもあり、マジックのタネ(暴露されてはいけない裏側)でもあるのだ。

マジシャンとそのアシスタントの噛み合わない会話とか、狂言回しのような編み物教師のオカマがおかしくて笑っているうちに話は進んで行き、いくつかの事件が起きる。
だが、事件のほとんどは当事者によって語られることがない。
既に起きていて、話題に上る事柄についても、明確な説明はなされない。
会話は行われるが、セリフと印象が食い違っていたりする。
状況から観客には何事かが了解され、いくつかのことは曖昧なまましまい込まれる。

人はたくさんの言葉をかわすが、なかなか本当のことを言わないのかもしれない。
言っているつもりでも、本当に伝えたいことは言葉になっていないのかもしれない。

ホーム職員の妹は耳が聞こえず、言葉を発しないのだが、
引きこもってしまった彼女が時折発するメッセージはよくわかる。
言葉でないものを探して受け取ろうとするから?

パンフレットには、
「人生には思わずありったけの消しゴムを食べてしまいたくなるような出来事が起こるものです。ふとした言葉や仕草の裏には必ず感情の波が揺れているのだと思うのです」
という脚本家の言葉があった。



スポンサーサイト
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。