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シェアしたいの-旅のお役立ちフランス語-

十数年ぶりのフランス旅行にあたって一番不安だったのは、料理が食べきれないであろうこと。 (笑)

ドイツはひとり1皿注文すればいいが、フランスは前菜-メイン-デザートがお決まりで、しかもフランス人てのは絶対に料理を他人と分け合うことをしない、と聞いていたのだ。
1皿の量が少なければそれでも良い。
だが、全てのボリュームが大きいことはわかっていた。

よくパリへ行く友達に、向こうへ行ったらどうしているのかしつこく聞いてみた。
<結果>
-あらかじめ量を減らして欲しいと言えたら言った方が良いかもしれない。
 (とはいえ彼女も言ったことはないそうだ)
-レストランでなく、カフェやビストロならひとり1皿で大丈夫。
-メインディッシュが食べきれないと思ったら自分はサラダにする(サラダもすごい量だけど)。
 そしてダンナの料理を少しもらったりする、という。

「少しもらったり」できるのか、という疑問については「レストランでなければね」。
要はレストランでなければ何でもアリみたい。
どうしてもミシュランの星がついてるようなレストランで食事をしたければ、覚悟して食べるか、少なめにしてもらうかしなさいということだろう。

今回はそんな高級店に行く予定はなかったが、食べたいと思っていて、かつ、ひとり1つは無理かもと思う料理があったので、私はさらに、「シェアする」ことについて調べていた。
そして発見。
渡辺 格さんという方の著書「臍まがりフランス旅行」に、親切に書いてあったのだ。
「前菜からデザートまで全部シェアしたら不審がられるだろうが、一品ぐらい分けたっておかしくない」
注文する時にこう言うのだそうだ。
"Un (女性名詞の料理だったらUne) seulment <料理名> qu'on va partager. "
ストレートに英語にすると Only one <料理名> which we're going to share.
"...qu'on va partager(コン・ヴァ・パルタジェ)"、これですよ、これ。
これさえ覚えておけば「シェアしたい」と言える!
ありがとう、渡辺さん、立ち読みでごめんなさい。

お店に行く前にちょっと練習した。
そして本番。前菜はひとりひとつずつ注文し、
"......et un baekeoffe traditionell qu'on va partager."
 (どきどき)
"D'accord!"
とウェイトレス嬢は軽く請け合ってくれ、アルザス名物のベッコフ一人前をみごと二人で分けることに成功したのでした~。
わーい。
ちなみに、"seulment"(英語で言えばonly)は発音に自信がなかったので、誤解を招くよりはと省いてしまったけど、大丈夫だった。
外国語が通じると嬉しいね!
ちょっと身振り手振り入れたけどさ。

このあと、意外とおなかに余裕があったのでデザートまで食べちゃったのは失敗。
ヘビーでした。
コーヒーにチョコレートが添えてあったから、それだけでよかったな。



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ストラスブール概観

フランス東部ストラスブールに行って来た。

なんだか素敵な響きの街だと思っていた。
それがかのアルザス地方にあり、「最後の授業」の舞台だとは知らなかった。
ただ、ウルムにもシュトゥットガルトにも行きやすそうなフランスの土地だったので滞在地に選んだ。
なぜドイツに行きたいのにフランスに滞在するかと言うと、FIFAワールドカップドイツ大会の最中だったのでドイツに入ったり泊まったりは難しかったのだ。

そんな、でもしかdestinationだったけれど、ストラスブール、良いところでしたよ~。

細く曲がりくねった石畳の道。
世界遺産プティット・フランスPetite France地域の古くかわいらしい建物。
そこかしこにテラスを出しているカフェやブラッスリー(ブラッスリーってアルザス発祥なんですってね)。
通りを飾る色とりどりの花。
ローズ色の大聖堂のある中心街は車が入れない道が多く、そぞろ歩く人々でにぎわう。
おまけに街の真ん中にスーパーあり!
昔ながらの道が違和感なく現代の生活を支えている感じが、作られた観光地と違う。

西洋史に詳しい友達に言わせると、そもそも大聖堂Cathedralとは大司教がいるところであり、大司教はローマ教皇を選ぶような大権力者であり、そんじょそこらにはないはずなのだそうだ。
つまり、ストラスブールは歴史的に重要な街だったはずだと言う。
たしかに、ストラスの宣伝文句に「フランスの端っこ、でもヨーロッパの真ん中」みたいな言葉があった。
Wikipediaによれば、交通の要衝として中世に栄えたとある。その結果、戦争のたびにあっちこっちに取りっこされることになったわけだ。

中世の町、ストラスブール。
パリみたいに軽やかでおしゃれじゃないけれど、ずっしりと歴史を感じさせる美しい街でした。
ただひとつご注意。ここは冬が寒く、夏は暑い土地ですが、文化は圧倒的に冬向き。
何が言いたいかというと、夏向きの食べ物・飲み物が乏しいのだ~。
今回、私はソルベばっかり食べてました。おいしかったけど。



ストラスブールからの1週間備忘録

先週はフランスにいた。

滞在地はドイツ国境近くのストラスブール(Strasbourg)。
日帰りでコルマール(Colmar)、ナンシー(Nancy)&メッス(Metz)、北の隣国ルクセンブルク(Luxemboug)、東の隣国ドイツのウルム(Ulm)を訪ねて1週間。
忙しい旅であった。
フレキシータイプのユーレイルパス利用。すいてて楽だから1等車。

7月8日(土) 成田-パリ-ストラスブール。
朝10時の飛行機に乗ってパリ着が15:30。国内線に乗り継いでストラス着が18:40。
来年の6月にはTGVが開通するのでパリから列車でも2時間半になるそうだ。
一度市内まで行かないと乗れないのかな。シャルル・ド・ゴールから乗れればかなり便利だが。
夜、FIFAワールドカップ3位決定戦をTV観戦。シュトゥットガルトだからここから列車で2時間ぐらいのところでやってるんだと思うと不思議な気持ち。スタジアムまで行こうと思えば行けちゃうんだなと。

7月9日(日) ストラスブール
まずは町の概要を把握するために1日歩き回る。
暑い。30度以上あったと思う。
日曜日で休んでいる店が多く、観光には不向きな日。
目的のひとつであるお菓子屋さんがほとんど休みな上、スーパーも閉まっていて水を買うにも苦労。結局、水は土産物店で買ったりしたが、駅の構内や、駅の近くの果物屋でも買えたらしい。
お昼にブラッスリーAncienne Douanneで、焼いたシェーブルを添えたサラダと名物タルト・フランベを半分ずつ。シェーブルがフレッシュですごくおいしい。フランスへ来たと実感。
夜はSNCF(フランス国鉄)駅のPAULでサンドウィッチを買って帰った。PAULはフランスでもかなり増殖しているらしい。どこにでもある。本国でもやっぱり高かった。おいしいのだが、フランスでは底辺の位置が高いので、別にPAULじゃなくてもいいと思った。
ワールドカップ決勝。時差で後半寝てしまい、ジダンの頭突きを見損ねた。

7月10日(月) ルクセンブルクへ日帰り
ルクセンブルクへ日帰り。電車で2時間とはいえ、いきなり遠出したのは、時差が取れないうちに早起きをしようという魂胆。
前日にSNCFの駅でブリュッセル行きのECを予約しようとしたら予約は要らないといわれた。途中切り離しのある列車で、どの辺に乗ればルクセンブルクへ行くのかわからず、ちょっと不安げに待っていたら、駅員のおばさんが"Vous allez ou?(どちらへ?)"と声をかけてくれて助かった。立っていたのと反対の端まで走った。1等車はすいててコンパートメント独占。ラッキー。
着いたら寒くてびっくり。お昼には暑くなったが風が涼しい。標高が高いのかな。
表示もお店の人が話しかけてくるのもフランス語。地元の老人たちの会話は現地語らしかった。
料理はフランス料理をドイツ風に盛り付けた感じ。素朴でおいしかった。
グルントと呼ばれる谷間地域が美しい。一度は行く価値あり。

7月11日(火) 半日コルマールへ
ストラスから電車で40分ぐらいだからと気軽に出かけたら甘かった。駅から市街地までが意外に遠く、暑くて消耗した。
ウンターリンデン美術館の中庭に面した通廊が気持ち良い。サン・ドミニカン教会の「ばらの茂みの聖母」はなんとも美しく、いつまでもそばにいたくなる絵。近所の大聖堂は行き損ねたけれど、良い絵があったみたい。
町並みはストラスを小型にした感じ。プティット・ヴニーズはストラスのプティット・フランスのミニ版だが、車の通る道が多くてイマイチ。ワイン街道巡りをメインにするならコルマール泊が便利だろうが、そうでなければストラスの方が快適そうに見えた。

7月12日(水) ナンシー、メッス
お菓子を買うのが目的で行ったナンシー。スタニスラス広場が素晴らしいのでびっくり。
広場に面したナンシー美術館も、自然光を取り入れたつくりがすてき。コレクションは新しめの絵画と、さすがにアールヌーヴォーの街らしくガラスのコレクションがため息もの。もう一度見に行きたい。
通りはどこかパリを思い出させるものがあり、ストラスより新しい印象。
スタニスラス広場のブラッスリーでランチ。サラダ・ニソワーズはディナー皿山盛り。たかがサラダなのに食べきれない。それにしてもどの店でもドレッシングは間違いなくおいしい。さすがフランス。水はフランス在住の日本人に人気の微発泡バドワ(Badoit)。
メッスはまたぐちゃぐちゃした道の町。だが、サンテティエンヌ大聖堂の威容、それにステンドグラスのものすごいことといったら!シャガールのステンドグラスなんてどうでもよいぐらい、その他のステンドグラスが美しい。1週間ぐらい泊まり込みたい気持ち。
その後、ジャン・コクトー作のステンドグラスのあるサン・マクシマン教会をさがす。ごく小さい、街の教会(église)で、観光地として認識していないのか扉が閉まっていた。もちろん、押せば開く扉で、中は無人。大聖堂を先に見たせいで、最初はこれだけ?と拍子抜けしたが、ゆっくり見ているととても美しくて印象的。水色に黄色い星を散らしたのがかわいらしく、子供の頃に感じたキリスト教に対する一番純粋な気持ちを思い出す。

7月13日(木) ストラスブール
地元で1日お土産の買い物。デパートやCDショップを歩き回ってかなり疲れた。
昼のうちにメゾン・カメルツェルを訪ねて予約し、夕食にシュークルート。料理はともかく、古い建物の内部が見もの。オリジナルの魚介類のシュークルートはソース使いがフレンチでおいしい。が、ザウアークラウトもソーセージもできればドイツで食べるべし。

7月14日(金) ウルム
革命記念日は国内の列車が軒並み運休するのでドイツへ脱出。ローカル列車に乗って10分足らずでライン河を越え、ドイツに入ったとたん、人の言葉と同時に体型も服装も変わる。国境って不思議。当然だがドイツは平日なので、学校へ行く子どもたちがゾロゾロ。
オッフェンブルク-マンハイム-ウルムと乗り継いだICEは予想通り混んでいた。予約しておいて正解。初めてのICE一等車、快適。
ウルムの大聖堂はそこかしこに肖像や紋章がぎっしりで、見る人が見たらかなり面白いのだろう。一通り見て歩くだけで小一時間。塔の上に上る気力はなし。ちょっと雨もよいだったし。
大聖堂前のインフォメイションに地図をもらいに行くと日本語版があった。びっくり。
ドナウ河沿いの遊歩道、その近くの運河だろうか、小さな川の周りのレストランもいい雰囲気。ウルムに滞在して周辺を観光するのも良さそう。
帰りは駅でおいしいビールを飲んで、ソーセージサンドを買って列車へ。
ストラスに戻ると、祝日なのでクレベール広場にはバンドが入ってイベント。大聖堂の塔のてっぺんに国旗が。ケバブ屋やソルベのスタンド多数。9時半を過ぎてもまだ明るい街はお祭り。

7月15日(土) 帰国
ホテルの隣がKIRNというお肉やさんで、ハムやチーズも売っている。店内から2階へ上がるとカジュアルなレストランで、週末は朝食から食べられる。最後の朝食はそこで。ホテルより安いしね。大きなクロワッサンだけでもおなかいっぱいになりそうだった。ハムやチーズはもちろん、自家製のフランボワーズジャムがおいしかった。これが今回のフランス最後の食事。
クレベール広場のモノプリちゃんで最後のお買い物(恒例の歯磨きとか)をし、帰りしなにトラムの停留所で空港までのチケットを買う。刻印しない限り日付はないので、当日に買う必要はないのだったが。
お昼前にホテルを出て、トラムでBaggerseeまで行き、空港バス(navette)に乗り継ぐ。Baggerseeには大きなショッピングセンターがあり、車で買出しに来る人々多数。安いんだろうな。
ストラスの空港は、バカンスシーズンに入って混んでいたが、出発ゲート近くのバーカウンターはすいていたので、そこで最後に地元のビール。
アルザス、ロレーヌのビールも何種類か飲んだが、やっぱりビールはドイツの方がおいしい。いや、単に夏向きでないだけかも。
パリでJALのゲートに行くともう帰ったも同然。そういえば旅行中、ほとんど日本人を見なかったなあ。


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